SSブログ

誰もいない学校で終わる毎日 [超個人的感想]

今日も日が暮れようとしている。

雪虫が多いと言われているが、残念ながら雪虫が見られる時間帯に外にいることが皆無。

週に2回ほど、ランニングしているのが気晴らしの時間として機能している。ランニングは結構気持ちいいものだ。元陸上部が、走って苦しかった頃に渋々走っていたときとは全く心境が違う。人生が過ぎると、その気持に戻っていくことがあるものなのだなと思う。

学生の頃、集団でできるスポーツをするのもいいだろうが、大人になると団体スポーツをすることが難しいものと考えると、こういった個人でできるスポーツを選んでよかったな、と思う。

ちょっと前に、総合型選抜の試験対策にそんなデータを見ていた。

気がつけば、窓の外から見える景色がすっかり秋である。
日が暮れるのもいつの間にかずいぶん早くなったものだ。
さて、もうひと踏ん張り、推薦が終わったら、次は一般受験。できることは何か、模索の日々が続く。
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

片付けをしながら心を整えるか [超個人的感想]

週末に学校に来てひと仕事、ついでに少し片付けをしてみた。

総合型選抜の願書がさばけ、次は、学校選抜型か、そして戦いは一般受験へ。

大学の受験の募集要項もものすごくページ数が増え、もはや、調べるのもダンジョンの地図を読み取るような気持ちだ。一つ一つの大学によってルールは違う、学部が違うとルールが違う学校もある。

その受験を把握して、なおかつ、推薦も希望した場合には調整することになるとか、それをうまくできないと、大学から怒られることもあるようで。

これ全部把握するのか?担任が???

すごいことを担任に求める世の中になったものだ。

それは誰のせいなのか?

いうまでもなく、この制度を作った側の問題。

働き方改革はどうにかするつもりは全くない。このことは、日本においては、若者のことをないがしろにすることを意味している。教育の荒廃、受験生、その他を混乱に陥れるような制度は崩壊しないと国の方々はわからないのだろうが、すでに半ば崩壊しているようにも思うんだけど。


誰もいない職員室でぼやきながら時間は過ぎた。

でも、一番大変なのは、この日本をこれから支える人なのだろうなと思った。
nice!(7)  コメント(2) 
共通テーマ:学校

国語もリスニング [超個人的感想]

国語の試験監督をしていたら、国語もリスニングのような試験が行われていた驚いた。

やりとりがCDから流れて、それに回答しなければならない。世も末だなと思った。
英語でなくて、日本語までもそうなったのか。

その音源を作るために、結局また作業する人が日本各地の学校にいるということなのかな。
肥大する教育産業に、どこまでサービスはエスカレートしていくのかと思った。

最近では、動画を見ている教員が増えた。英語の話をする動画を生徒が録画して、それを評価するということのようだ。国語もそんな話をしていたな。

数学も生徒に例題の解説を録画させて評価する時代が来るのかも知れない。

でも、そういう教育を受けた側は、結局、年上の人たちの面倒を将来見るのか。
今は我慢して、そのありがたみを後に享受すると考えるといいのかな。

政治の世界からは、教員の働き方改革は手の打ちようがないという話も聞こえてくる。
やはり教員の成り手が不足するというのは自然の流れなのかなと思った。
nice!(9)  コメント(0) 

全部やれってことになる [超個人的感想]

総合型入試の複雑さにこれを作った側は気がついているのかどうか・・・。

願書の出し方は、大学ごとに異なる。写真のサイズも異なる。申し込みをする。

調査書も追加の調査書のようなものが厳封で必要とか。

どういう制度にしてしまったのだろうか。

結局、生徒はそういった経験をしたことがないので、全部教員に聞いてくるに決まっているではないか。それを無視していいという社会になっていれば別なんだろうな。

結果、教員はパンク状態を迎える。
朝6時出勤、夜9時退勤。家では寝て終わり。

今日の朝日新聞のトップ記事、「教員志望者、6000人減。」

まあ、そうなるわな。生徒の人生がかかっていたら、「いたしません」という勇気もなかなか持てないね。
満面の笑顔を作りながら、毎日を過ごす。ここまで来たら楽しむしかないね。

おかしくなる一歩手前かもしれない。

塾に通っている生徒が教えてくれた。
「塾では、そういった講座もありますよ。そういうことはやらない学校もありますから。」

なるほど、そういうことを割り切る学校もあるのね・・・。
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

定点観測 [超個人的感想]

3年連続して同じ場所で同じクラスの担任をしている。

できるだけメンタルがやられないように、外を見るようにしている。ふと見ると、木々がずいぶん育った気がしている。当たり前だ、勤めて四半世紀以上が経ったのだから。

そう考えると、同じ職場に勤めるというのもいいような悪いような気がしている。別の世界はどうなっているのだろう?2年前は、平日にお休みがあったので、外に出かけていたら、外はずいぶんと違う世界なのだなあと感じたことを思い出す。コロナウイルス感染拡大の件があって、時間が合って平日テレビを見る機会があったが、世の中ってこんなにのんびりしているんだなあとふと思ったのを思い出す。

なんだか、自分の生活感が世の中とずれているなと感じることがあった画、とりあえず、どっぷりとつかりながら、この三連休も、調査書書き、志望理由書を見たり、数学の問題を解いている。

何年経ってもあまり進歩していない気もする。お金だけがひたすら貯まっている。
nice!(4)  コメント(0)