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定点観測 [超個人的感想]

3年連続して同じ場所で同じクラスの担任をしている。

できるだけメンタルがやられないように、外を見るようにしている。ふと見ると、木々がずいぶん育った気がしている。当たり前だ、勤めて四半世紀以上が経ったのだから。

そう考えると、同じ職場に勤めるというのもいいような悪いような気がしている。別の世界はどうなっているのだろう?2年前は、平日にお休みがあったので、外に出かけていたら、外はずいぶんと違う世界なのだなあと感じたことを思い出す。コロナウイルス感染拡大の件があって、時間が合って平日テレビを見る機会があったが、世の中ってこんなにのんびりしているんだなあとふと思ったのを思い出す。

なんだか、自分の生活感が世の中とずれているなと感じることがあった画、とりあえず、どっぷりとつかりながら、この三連休も、調査書書き、志望理由書を見たり、数学の問題を解いている。

何年経ってもあまり進歩していない気もする。お金だけがひたすら貯まっている。
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誕生日を迎えた [超個人的感想]

51歳になった。ここまでくると「おめでとう」という感じにはならない。淡々と1年が過ぎていく。

でも、何だかそういう1年の立ち方がもったいないなと思うことが増えてきた。痛感するのが体力の減退だ。やりたいことが日に日にできなくなってくるのが分かる。1日にできる仕事量がだいぶん減ってきた。

俗にいう「第二の人生」というのはいつからスタートすべきなのか、どんな準備をするのが良いのか。そんなことをふと考える。

体力がある間しかできないこともあるし、と思うこともある。
登山を本格的に始めてもう10年弱になった。
登り始めた当初は日帰り40キロ、累積2000メートルもどうにかこなしていたところがあったが、今は、日帰り25キロ、累積1500メートルくらいに限界が来るようになってきた。
だいぶん落ちてきた・・・。

長期休みに放浪の山旅に出かけ、気晴らしをしてきたが、こういうことをずっとする方法はないものかと思っているのだが、そのための答えは一つしかない。
クラスの生徒は薄々思っているかもしれない。こいつはその一つのカードを切るのかもしれない、と。口に出しては言わないが。

職場と家の往復で、おまけに自転車生活を送る人間の一つの答え。
誰もいなくなった夜の職場で一体何を考えてこの指導をし続けるのだろう?
その中で抱えている言いようのない違和感。
ひとことで言うと、孤独なのかもしれない。

1キロのラップが5分20秒で3キロ走。この低レベルで走る最近だが、頭の中で走りながら、そんなことを考えている自分がいる。
自分にとってはまだまだ足りないと思うが、ここまで数学ができるのにもったいないというのは傍から見てあるだろう。
一度きりの人生。ここまで浪人もなく、遠回りもせずに生きてこられたのは感謝だが、少し休ませてほしいという気持ちが湧いてくる。
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総合型選抜の憂鬱 [超個人的感想]

総合型選抜の面倒をひたすら見ている。どうやら一番早いのが9月1日から受け付け開始のようだ。

これだけの生徒の面倒を日本全体で本当に見ているのだろうか?ということで言うと、正直、総合型選抜の面倒を見ている学校はあまりないのではないかなと思う。なぜなら、これを指導するということは、言い方を変えると落ちるリスクも高めることになるからである。他人の人生の責任を負うことは嫌だと考えれば、「各自頑張るように」となってもおかしくない。でも、私はそれを見ているわけだ。

放送部顧問として痛感してきた「高校生らしさ」という言葉がまた頭をもたげ始めた。

生徒の文章の書き味は、インターネットからとってきた言葉のつぎはぎだったりすることが多い気がする。言い方を変えると高校生らしさが失われている気もするのだ。みずみずしい部分をきちんと生かしながら指導に生かすのは、確かに非常にリスキーな行為であると思う。

そんなこんなでまともにすれば膨大な作業が必要となる。そのために夏休み中に国語でも社会科の教員でもない自分で新聞を読みながら研究を続けてきたわけだ。

総合型選抜のいいところ。

中途半端な学校で評定値ばかりやたら高い生徒は、本当は勉強は大したできないのだろう。そういう生徒はそれなりの大学では正直来てほしくはないだろう。そういう生徒を一般受験で確保することが難しいところ、総合型のような受験方法があれば、進学校の中で、評定はよくないが考え方がしっかりとしている生徒をきちんととることができる。そういう意味では、偏差値がそれなりの大学にとってはいい生徒を取ることができるいいシステムになるのだろうなと思った。

実力主義の生徒が比較的レベルが低いが評定が高い生徒との勝負に勝つことができたほうが良いという社会づくりをしたければ、英検2級がマストの条件を課すなどの方法で総合型で合格を目指す方が受験としては平等かな、と思うのだ。
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キャッピングカーを見に行く [超個人的感想]

キャンピングカーを見に行くイベントに行った。

初めて行ったので緊張した。

人生で一番高い買い物をしたのはこの前廃車にした120万円の車だ。

写真のものはその5倍程度の値段であった。
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あまり本気であるように見られなかったのか、お店屋さんからは声をかけてもらえなかった。

入場料を払ったので、もう少しやりとりがあるのかと思っていた。

自分の貯金通帳の中身がどのくらいあるかを知ったら、たぶんみんなは私に売り込みをかけたのかも知れない。

自転車通勤も、気がついたらもう半年近くになる。保険代もかからないし、ガソリン代もかからない。自転車を使いこなす体力も付き、意外とメリットもあるなと思った。
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小論文対策と投稿 [超個人的感想]

小論文対策として、とりあえず何かしようかと思い、新聞を少しガチに読み始めた。

読んでみると、世の中は私がこうもあくせく働いている間もまわっているんだなと感じるようになった。自分が必死になろうが、のんびりしていようが、着実にまわっている。そんなことを感じた一番の時間がコロナの間だった。

読んでみると、世の中の問題にはある一定の問題点があることに気がつく。そういう風にその新聞が書かれているからなのかも知れないが、どこかに向かってゆっくりと進んでいるのが伝わってきた。

そんなこともあったので、たまたまホームページを見ていて、書きやすそうなお題があったので投稿してみることにした。1か月くらいして、忘れかけた頃に、そちらから連絡が来た。

掲載させていただきたい、とのことだった。自分が書いた内容と、世の中の進む方向性が少しマッチしている感じがした。

テレビ出演、ラジオ出演、新聞掲載など、いろいろ経験はあるが、全国紙に掲載されるのは初めてだ。何度もこういう経験があるので、あまり動じなくなってきたのは年齢を重ねてきたからかも知れない。
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