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設定ひとつで丸1日! [超個人的感想]

パソコンとモバイルの者をたくさん持っているとやたら勉強しなければならないことが増える。

たまたま、仕事が一段落して、見直せる時間が持てるタイミングができた。今回の課題はiphoneに入っている写真をパソコンに転送するという作業であった。やってもやってもしつこく同じエラーメッセージが出る。

パソコンの設定なのか、iphoneの設定なのか・・・。

ひたすら探すこと丸1日、ようやく問題点が見つかった。今回の問題点はiphone側の設定で、これが!というボタンひとつだけの設定の変更がもともとの原因であった。

俺の1日を返してくれ・・・。

奇跡的に仕事が一段落していたところだったので、非常に助かった。気持ちが穏やかだったのでここまでできたが、そうでなかったら、多分だめだっただろう。

こうしたことは、けっこう経験済みで、うまくいく方法が手に入ることは、基本インターネットでしつこく検索であることが多い。1日かかった理由は、今回はしつこさが少し足りなかったかもしれない。長期休み中にこの手のことをすることがなんとなく多いが、今回は、学期中でそれなりに急いでいる話でもあった。
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総合的な判断 [超個人的感想]

「総合的に判断して」
あまりこういう言い方は好きではないが、複合的なことがあると、こういう言い方をしながら判断しないと行けないこともある。言うまでもないが、この手の判断ごとは難易度が高い。

AかAでないかという判断ごとは、即決できることだが、AもあってBもあってCもそれなりにあってみたいな判断ごとも世の中にはある。

修学旅行の判断ごとの中にも同様のことがあった。この判断ごとのよりところにするものは一体何なのか。

「人様に迷惑をかけない」「お金をもらえる」から学校の中の伝家の宝刀「生徒のために」「人に気持ちよい思いをしてもらいたい」までさまざまな観点があるだろう。それも大きな判断の材料になるが、多くの人が判断に関われば関わるほど、さまざまな観点があるので難解である。

こういう判断ごとは、AIには相当苦手なものであるだろう。歳をとったのか、その辺の判断を迷うことが増えてきており、時間がかかる。旅行先では、突発的な判断ごとには少し悩むことが増えてきて、結論を先送りして、周りを困らせることも多かった。反省点である。

数学では、問題設定がある程度理想状態化された設定であることは多いが、実際の世の中は、そう単純でないことも多い。いかにして問題設定の本質を切り抜いて、設定を単純化して、解決の糸口をつかみやすくできるかというのもひとつの大事な考え方だな、と思いながら、判断できない自分と数学を結びつけたのであった。

しかし、現実の問題設定は簡単でないなぁ・・・。
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ライフワーク [超個人的感想]

ライフワークという言葉があるが、それがある人は、老後の時間も有効に活用できるのかもしれない。

まだまだその時期は遠いが、少し意識できたら、仕事を辞めたときの楽しみがあるのかも、と思うと、そういうことも考えておいた方がいいのかも。

最近、生徒が授業を脱線させるためにあれこれ仕掛けてくる。若い頃はそんなことを仕掛けられているとも思っていなかったので、自覚したのが最近なのかもしれない。他の授業でまんまと引っかかっている先生もいるらしい。あんまり関わらないようにしているが、趣味についていろいろ聞かれたから、もう二度とこの話をさせないように超真面目な話をしてあげた。

年をとると、自分の生きた足跡を残したくなるものだ。生きた足跡を残すといっても、大部分の足跡は消えてなくなってしまうものがほとんどである。でも、「勉強を何のためにするのか」という問いがあるように、「自分は何のために生きているんだ」という問いかけもある。その問いかけに対して答えを求めようとするのが人間である。その問いに近づくために、何か人のためにして後世に何か残したいと思うのが人間の自然な思いである。であれば何をするのか。ということで最近しようと思っているのが、戦時の話を後世にどのように残すかということではなかろうか。この話はもうすぐこの世から消え去ってしまうものであるのかもしれない。ということで、そういう取り組みの手伝いができればと思っている。かいつまんでいうと、こんな話であった。

生徒はシーンとなった。話をそらす気力もなくなったようだ。

さて授業だ。高校生の時にはあまりそういうことは思わないかもしれないが、ここで個々の力をあげておけば、本人たちが同じような年代になったときに、自分たちが見つけるライフワークの核心に近づくことができるようになる。人間力がある人ほど、そのことに取り組もうとするはずなので、そのためにも勉強だ。という話をまたかいつまんで話した。

おかげさまで授業にスムーズに入れた。

勉強とは、形を変えても、どこでどのように活用するのかわからない。なかなか見えないことかもしれないが、理想状態の問題設定で事柄を解決する力を育てる数学。人間が取り巻く環境はもっと複雑かもしれないが、まずは事柄が整理されたところで解決に向けて頭を使っておかないと。

数学は何のために学ぶのか、自分なりの答えの形を1つ整理できたかもしれない。雑談に感謝とまではいかないが、生徒たちがまた少し勉強に身を入れてくれればよいのだが。
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戦争から70年以上が経過し [超個人的感想]

修学旅行の事前学習のために、さまざまな戦時の話を調べた。そして修学旅行に行った。

20年前までは、語り部の方が何人かいらっしゃって、直接当時のお話を聞くことができた。しかし、残念ながら、そのような経験はもはやできないのが現状になってしまった。

当然のことながら、戦時の経験は間接的に知ることはできても、直接聞くことは難しくなった。

動画や録音から聞けば、ある程度は伝わるのかと思ってはいたものの、やはり、当事者の方が語るのはどんなお話よりも効果があると改めて思う。でもそれは仕方がないことである。

私自身も、今となっては戦争のことを聞いたことを伝えることしかできない。伝えることはできても、そこには抜け落ちる情報がある。そこにはリアリティーが欠けたものが残ってしまう。

簡潔に伝える人が出てくることはいいことなんだと思うが、それにも限界があるということだ。どのようにして戦時のことを伝えるようにしていくのか、そういう課題が減ってはきているものの語り部の方が残っている今だからできることをしなければならないのだな、と痛感した。

旅行業者さんの話によると、修学旅行で沖縄に行けば、戦跡巡りはあるだろうが、個人的に行く場合には、やはり行程の中での取り上げられ方はメインにはなりにくい。自分で旅をプランニングする場合にはもっと少ないだろう。そういう意味では、修学旅行で平和学習を取り上げられる意義は大きいのはわかるのだが、そのプランニングも大変難しいところに来ているのを肌で感じる半年であったように思った。

気がつけばずっとそれを考えていた気がしている。旅行が終わって、少し気持ちが軽くなったが、せっかくだから、いろいろな読み物を通して、少し個人的に勉強しないとな、と思っているところだ。簡単に答えは出そうにないのだけれども。
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ガイドさんの話

修学旅行に行ったのでその感想シリーズ。せっかくなのでガイドさんの話について書いておこう。

個人的に旅行にいることも多い私からすると、ガイドさんのお話を聞くことができる機会があるのは大変ありがたい。土地の方に直接お話を聞く機会が得られるのもとても嬉しいものがあるので、一人で質問攻撃をしていた。

沖縄のコンビニでカイロを売っていたので、カイロは、この時期誰がどのような使い方をするのか?

など、気になったことはどんどん質問していく。ガイドさんもマニアックな質問なども含めて丁寧に対応してくれる。ただ、生徒たちからすると、ガイドさんからお話を聞くことができることが当たり前という感覚なのか、あまりそのありがたみを感じてはいない。高校生時代の自分に当てはめるとそれも無理もないかと思いながら、旅は進んでいった。

今回は、たまたま複数のバス会社のガイドさんがつくことになったので、何人かのガイドさんのお話を聞いた。バス会社さんの教育によるものなのか、ガイドさん本人の学びによるものなのかわからないが、それなりにお話に違いがあった。話は違ってもらったほうがありがたいので、車窓を眺めながら話を聞いていた。

20年前のガイドとも少しずつ様子が変わっているのも感じた。ガイドさんにも人手不足と言うことが出てきているのだとも思う。日本各地で人手不足の話は結構出てきているようで、地元の観光がオフシーズンになると、他所の地域に出稼ぎに行く方もいるという話もあるようだった。

そう言えば、卒業生の中にバスガイドになった生徒がいたなぁ。今頃どうしているんだろう。
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想像力 [超個人的感想]

「想像力を働かせて考えてみなさい」

という説教を聞くことがある。想像力は人間が持っている最大級の能力であるといっていいと思う。自分でその場面を想像できるかどうか。

怒られる人間にはこのことが足りないのか、相手の立場に立つということができないいのか。いずれにしても、考えが浅いと言うことの原因のひとつとして想像力というのがキーワードになっている。

最近読書をしていなかったが、代わりに山歩きの際にオーディオブックを聞くと良いというアドバイスを聞いたので、聞き始めてみた。ラジオドラマというジャンルがあるので、以前はNHKのラジオ番組を録音して聴いていたが、オーディオブックというジャンルも興味深い。本を朗読するのを聞くというものだが、この世界も奥が深そうだ。朗読が上手だと、想像力が研ぎ澄まされて、その場面が想起される。

こういう力が足りないということなのか・・・であれば、やはり、本を読むとか、映像に頼らないとか、そういうことが必要だということになるのだろう。意識的に映像に頼りすぎない指導が必要だということになるのだろう。

映像と言えば、ゲームも同じことなのかもしれない。視覚と聴覚の両方を必要とするものは、時間もとられるし、生活に大きな位置を占めてしまうということなのか。「想像力が足りない」ということで怒られない人間になるためにも、読書や音のみの世界で感性を磨いて力をつけたいと思う。
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3日前の首里城 [超個人的感想]

修学旅行が終わった。沖縄に行ってきた。

首里城を撮影してきた。そのとき撮影した写真がこちら。
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この撮影の3日後、首里城は焼失してしまった。本当に残念。もちろん、生徒と集合写真を撮影してきた。卒業アルバム用に。でも、もう同じ写真を撮ることはできない。少なくとも10年はかかるのではなかろうか。今度同じような場所に行けるようになるためには、一体何年かかるのだろう。首里城がいつか復元されることを願うのみだ。

そのときガイドをしてくれたバスガイドさんもショックを隠せなかった。観光の方々にとっては、そこには何度行ったかわからないという存在していて当たり前の場所である。そこでは数々のドラマがあったに違いない。

当たり前のことが当たり前とは限らない、そんな経験をした旅行であった。
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